【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミックの歯が黄ばむ原因について

セラミック治療は虫歯を修復するだけにとどまらず、銀歯に代わる審美性の高い補綴物としても機能します。

そのため、歯の自然な白さを求める多くの方に選ばれています。

しかし、セラミックの歯を使用していると、少しずつ黄ばみが気になってくることがあります。

今回はこちらの黄ばみの原因を中心に解説します。

セラミックの歯は黄ばむのか?

セラミックの歯は保険診療の補綴物などに比べて、黄ばみにくい素材です。

こちらはセラミックの性質が関係しています。

保険診療で一般的に使用されるプラスチックには吸水性がありますが、セラミックにはそれがないため、色が変化しにくくなっています。

またプラスチックよりも表面が滑らかでツルツルしているため、プラークがつきにくく、汚れにくいのも特徴です。

しかし、セラミックだからといって一切黄ばみが目立たないのかというと、決してそういうわけではありません。

セラミックの歯が黄ばむ原因3選

変色に強いのがセラミックの大きなメリットですが、以下の原因で多少黄ばみが目立ってしまうことがあります。

・経年劣化
・飲食物
・喫煙

各項目について詳しく説明します。

経年劣化

セラミックの歯であっても、保険診療の歯と同じように少しずつ経年劣化は進んでいきます。

そのため、装着してから長い年月が経過すると、どうしても当初よりは黄色っぽい見た目になってしまいます。

またセラミックにはいくつかの種類があり、中でもハイブリッドセラミックは黄ばんでしまう可能性が高いです。

なぜなら、ハイブリッドセラミックにはプラスチックが含まれているからです。

一方、セラミックの含有量が多いもしくはすべてがセラミックでできている素材は、黄ばむリスクが極めて低いです。

飲食物

セラミックは着色しにくい素材ですが、頻繁に色が付きやすい食べ物や飲み物を摂取していると、必然的に黄ばむリスクは高くなります。

例えば食事でいえばカレー、お菓子でいえばチョコレート、飲み物でいえばコーヒーや赤ワインなどは着色につながりやすいです。

その他ケチャップやソースなど、調味料にも着色しやすいものは多いため、注意が必要です。

またお菓子やジュース、アルコールなどについては長時間ダラダラと食べ続けてしまうケースも多いですが、こちらはさらにセラミックの黄ばみを加速させます。

色の濃いものが口内に留まっている時間が長ければ長いほど、着色のリスクは高まります。

喫煙

セラミック治療後、喫煙を続けている方も、歯が黄ばんでしまう可能性が高いです。

タバコにはタールという成分が含まれていますが、こちらはネバネバしていて歯に付着しやすいです。

セラミックは表面がツルツルしていますが、毎日ように喫煙していては、なかなかタールの付着や着色を避けることはできません。

またタバコにはニコチンという成分も含まれていますが、ニコチンには血流を悪化させ、歯茎の色を悪くしてしまう作用があります。

つまり喫煙により、セラミックの歯だけでなく、歯茎さえも審美性を失ってしまう可能性があるということです。

セラミックの歯の黄ばみを解消するには?

セラミックの歯の黄ばみが気になるという方は、一度歯科クリニックでクリーニングを受けましょう。

クリーニングを受ければ、セラミックの歯の色を装着した当初の色に近づけることができます。

歯科クリニックのクリーニングでは、専用の機械を使用し、ブラッシングでは落としきれない黄ばみも除去できます。

また黄ばみだけでなく、細かい部分に付着した汚れも徹底的に取り除くため、虫歯や歯周病の予防効果もあります。

セラミックの歯の下では二次虫歯が発生する可能性があるため、虫歯や歯周病を予防することも大切です。

セラミックの歯はホワイトニングで白くできる?

歯を白くする施術といえば、ホワイトニングが真っ先に思い浮かぶ方もいるかと思います。

しかし、残念ながらホワイトニングで黄ばんでしまったセラミックの歯を白くすることはできません。

なぜなら、ホワイトニングが効果を発揮するのは天然歯だけだからです。

セラミックは非常に品質が高く、天然歯と同じような見た目をしていますが、人工物であるためホワイトニングの薬剤を浸透させることはできないのです。

そのため、もしホワイトニングを行うのであれば、セラミック治療を受ける前にホワイトニングを実施しましょう。

すでに白くなった天然歯の色に合わせたセラミックを装着すれば、違和感のないキレイな口元が出来上がります。

逆にセラミック治療を先に行ってしまうと、セラミックの歯だけがホワイトニングの効果を得られず、目立ちやすくなってしまいます。

まとめ

今後セラミック治療を受けようと考えている方は、“セラミック=変色しない”と考えないようにしましょう。

正しくは“変色しにくい”であり、正しいセルフケアや食生活などを意識していなければ、黄ばむリスクは高くなります。

また一度黄ばんでしまったセラミックの歯は、ブラッシングだけで白くするのが困難です。

そのため、定期的に歯科クリニックでクリーニングを受け、白さをキープしましょう。

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