【川崎・武蔵小金井・蒲田セラミック治療】セラミック治療の色選びについて

セラミック治療は、歯の健康を保つ意味合いよりも、見た目の美しさを手に入れるという審美目的が大きい治療です。

また審美治療であることら、当然仕上がりにはこだわる必要があり、色選びについても慎重に行わなければいけません。

今回は、セラミック治療の色選びに関することを解説します。

セラミック治療の色選びにおける流れ

セラミック治療で人工歯を作製する際、色を決める作業のことをシェードテイキングといいます。

またセラミックの色を決めるときに用いる色の見本をシェードガイドといいます。

セラミックを作製する際、まずは仮歯を作製して大きさや形を決め、適合するかチェックしますが、このとき色もあわせて決めていきます。

シェードガイドの色見本と、セラミック治療を受ける部分と隣接する歯の色を見比べながら、歯科医師と相談して適切な色を決定していくのが一般的な流れです。

もし患者さんが「真っ白な歯にしたい」という希望を持っていたとしても、隣り合う歯に比べてセラミックが白すぎると、非常に不自然な見た目になってしまいます。

そのため、ただ単に白い色を選べば良いというわけではありません。

シェードガイドの見方について

セラミック治療の色見本としてよく使われているのが、ビタ・シェードと呼ばれるシェードガイドです。

こちらには16種類もの色味があり、それぞれがAタイプ・Bタイプ・Cタイプ・Dタイプに分類されています。

Aタイプは、赤茶色がベースの色味であり、日本人の多くがこちらに該当します。

Bタイプは赤黄色、Cタイプは灰色、Dタイプは赤灰色がベースになっています。

またこれらの色はさらに細かく分けられ、色の明るさで番号が振られています。

A1、A2、A3というように、番号が若い方から明るくなります。

セラミックの色をチェックする際の注意点

セラミックの色をチェックする際は、できる限り日常生活に近い明るさの場所で確認しなければいけません。

薄暗い場所や治療用のライトで照らした状態で色を確認すると、実際の歯の色と異なるものを選んでしまう可能性があります。

また色選びの段階で不安を感じる方は、歯科医師が選択したシェードガイドの色と、自身の歯の色に違和感がないか、一緒に確認しましょう。

セラミックの詰め物や被せ物は、一度入れてしまうと色を変更することができないため、注意してください。

色だけでなく材質も考慮すべき

装着するセラミックを選ぶ際は、色だけでなく材質も考慮すべきです。

例えばオールセラミックはすべてがセラミックでできているため、自然の歯に近い色でなおかつ変色しにくいです。

一方レジンとオールセラミックの中間にあたるハイブリッドセラミックは、オールセラミックと比べると多少審美性は落ちてしまいます。

そのため、セラミックの材質にこだわることで、より理想の色味に近づくことができます。

また治療から時間が経っても、高品質の素材であれば自然な色をキープしやすくなります。

ホワイトニングとあわせて理想の白さに近づけよう

セラミック治療で理想的な白さの歯を手に入れるためには、ホワイトニングもあわせて行うのがおすすめです。

歯の白さ調節ができるセラミック治療でも、天然歯の変色状態によっては、白さが目立ってしまうことがあります。

さらには透明感があるにもかかわらず、天然歯の変色がひどければ、特徴を活かしきれないことも考えられます。

このような状況にならないためにも、ホワイトニングをあわせて行うことは大切です。

ただし、ホワイトニングはセラミック治療よりも前に行わなければ意味がありません。

セラミックの人工歯はホワイトニングをしても白くならないため、先に天然歯を白くしてから、その色にあわせたセラミックを作製することになります。

経験豊富な歯科クリニックに治療を依頼しよう

セラミックの色選びを含む治療については、経験豊富な歯科クリニックに依頼しなければいけません。

歯の色は人それぞれであるため、患者さんによって異なる歯の色を見極め、自然な白さに近づけるためには、歯科医師の知識と経験が欠かせません。

セラミック治療に関する一定水準以上の知識と技術を持ち、経験が豊富な歯科医師による治療を受ければ、患者さんの仕上がりイメージと大きく乖離する可能性は低くなります。

ちなみに歯科クリニックの実績や在籍する歯科医師の資格、経験などについては、各院のホームページを参考にすることをおすすめします。

セラミック治療の症例が写真付きで多く掲載されているような場合、その歯科クリニックはセラミック治療に自信があり、なおかつ実績も豊富であることがわかります。

まとめ

“セラミック治療=白い歯を手に入れるための治療”というイメージを持っている方もいるかもしれません。

こちらはあながち間違いではありませんが、真っ白なセラミックがすべての患者さんにピッタリだとは限りません。

人によって異なる天然歯の色に合わせながら、自然な美しさを再現できてこそ、セラミック治療を受ける意味があります。

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